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伊藤計劃氏の3作品を見て、現実の未来を見ているようで怖くなる。。。

最近伊藤計劃氏のアニメをやっとこさ鑑賞しました。

うさミン

2017年の作品だぞ。観るの遅いぞ~。

この方のお話はどれもジェノサイド=集団殺害がつきまとうので、、

かなり疲れる。。

でもお話はすごく興味深いです。。

というわけでやっと三部作と言われている三作を鑑賞してみました。

三部作といってもそれぞれ別の話なのでバラバラに見ても全然問題ないのですが、

順番は屍者の帝国、虐殺器官、harmonyの時系列で鑑賞いたしました。

過去、現在、未来って感じがわかりやすい流れかな~っと。

目次

屍者の帝国


こちらは2012年の作品。

アニメでは2015年公開作品です。

作者の伊藤氏が冒頭の原稿を残して亡くなってしまったので、

円城塔氏が遺族の承諾をもらって書き継いで完成させた作品。

侑

正直こちらの作品が、一番エグいと思ってしまった。。

フランケンシュタインを思わせる感じとか欧風レトロな世界とかはいいんですが。。

いやぁ。。怖かった。。

後味も悪くて。。

主人公の勝手な考えが怖くて怖くて。。

やっぱり死んだ人は生き返らせちゃダメなんだね。。

特に生きてる人の命を奪って生き返しても何も救われないっす。。

しかしこれが虐殺三部作の序章だったとは。。ベビーだなぁ。

虐殺器官


こちらは屍者の帝国よりさらに5年も前の2007年に書かれた

伊藤計劃氏の処女作「虐殺器官」。

アニメは2017年に。

タイトルが怖すぎてなかなか鑑賞してなかったんですが、、

昔にこんなに面白いSF?あったんだ。。とびっくりです。

ストーリーはアメリカの911事件後に、暗躍する謎の男と米国特殊部隊の話。謎の男は何かしらの方法を使って各国で虐殺を起こしています。。

うさミン

これ、今現実に起きてる内容ぽくって怖いぞ。。

本当に世界の裏で事実で起きてそうな内容なんですよね。。

ホントにただのSFのつもりで書かれたのかな。。?

とても興味深いお話でしたが、一作目に続いてそれなりに疲弊しますね。。

主役2人の声優さんいい声ですな。フフフ。

harmony

正直絵が好きじゃなくて。。

全然期待していなかった最後のお話harmony。。

何よりも虐殺三部作。。疲れたよう。。と思っていたのですが、、

これが一番好きです。

未来世界が美しい。。っす。。

感想はちょっと、、他人から嫌われそうで告白するのが怖いんですが。。

主人公たちが嫌う管理されすぎた無機質な日本。。まるで現実の未来の世界みたいな。。

でも私は、この日本。。悪くないかもと思ってしまった。。老けないし、街の人皆親切だし、病気ないし。街も家も道路もすっごく綺麗だし。。

うさ爺

侑どの。。危険な思考ですぞ。。管理社会は危険ぞ。。

ネタバレになりますが、、

ミアハの望む意識のない人間世界。。も悲しいけれど、残虐なことが本当に起きないのなら受け入れるしかないのかも。。と思ってしまった。。

もちろん、harmonyが発動するまでにミアハがしたことは受け入れられませんけどね。。

それにしても女性声優さんが素晴らしかったです!

怖いけどかなり面白いSFシリーズを描く

若くして亡くなられた伊藤計劃氏。

20年近く昔の2008年の段階で管理社会を想像してたなんてねぇ。。現実化してるんですけど。。

生きてたら今どんな作品を書かれているんだろう。。

ってどうしても思っちゃいますね。

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