秋といえば、、大切なお椀を瀕死状態にしてしまったことを思い出します。。
物を大切にしなくては〜と言っておきながら数年前お気に入りのお椀を大変なことに。。
木のお椀をレンジでチンしてしまった。。
無知とは恐ろしいものよ。木の器はレンジ厳禁じゃ〜!ブツブツが浮き出てき悲惨なことになるのじゃ。
レンジで温めてしまい、とっても悲惨なことになってしまった木のお椀。。表面がボコボコになってしまいました。
木の種類もわからず高いものでもなかったんですが、、どうしてもボコボコのお椀を捨てる気持ちになれず、、
漆器の修理屋さんを探してまずはメールで相談してみました。はじめに写真を送って修理ができる状態か相談です。
修理開始後も途中経過の中で、治らないかもしれない細かい箇所をご報告いただいたりもしました。
素人的には気にならない場所だったんですが、
丁寧なご報告とお椀ひとつにすごく労力をかけて修理してくださいました。
修理期間は1ヶ月くらい。気になる料金は3,000円くらい。新しいお椀が買える金額でしたが、後悔は全くなかったです。
(修理の内容によって期間、料金は変わります。)
キレイになって戻ってきた時はうれしくてうれしくて、、以前より大切に使いたい気持ちでいっぱいになりました。
BEFORE写真はないんですが、これ、すごくキレイになったんです。奇跡の生還です。▲木の器を磨いて、黒い漆を塗っていただきました。
古くなって色あせたときには、またお願いしようと思っております。(あれから5年たちましたがピカピカです。)
修理もできる、日本のものづくりって素敵すぎる
諦めていたお椀でしたが、修理すればまだまだ使えるんですね。お椀は使い始めてかれこれ10年になろうとしています。
すごいぞぅ。長持ち〜。
う〜ん。日本製ってやっぱりすばらしいですね。そして大切に使っていこうと思う、使い手の気持ちも大切ですよね。
ちなみに修理をお願いしたのは、漆器修理ヒロセさん。福井県鯖江市の漆器メーカーさんです。
福井県鯖江市は古くから越前漆器の産地で、現在も多くの漆器に携わる職人さんがおられるんだそう。(おぉ〜!)
それでは皆様、素敵な週末を。